■ IA2クラス
#35 堀越 秀鷹 選手
■ IBクラス
#21 原國 翼 選手
TWISTER Racingから2名のライダーが参戦しました。
■ IA2クラス 堀越 秀鷹 選手
予選A組:12位
決勝ヒート1:24位
決勝ヒート2:DNF
<当日までの思い>
埼玉トヨペットCUPのレース後、1週間挟んで開催された今回のレース。この1週間の間に、攻略の鍵となるであろうレール轍の練習を重視して当日に挑みました。
<予選>
コースはとてもフラットで綺麗に作られ、いつもの全日本とは違う状況でした。確実にハイスピードで誰でも走れる様なコースで、自分が準備してきた荒れた路面とは真反対で振り回されました。
練習走行は身体が動かなかったこともあり、良いタイムが出ないまま予選となりました。
イメージしている理想の走りにはまだ遠く、結果12位で予選通過はとなりましたが不安が残る内容でした。
その夜、ビックボーイのお肉でお腹を満たして気分を上げ、チームトラックで眠りました。眠りが浅かったのか1時30分頃に音で目覚めたので、トイレに行きました。仙台の空は星が綺麗でした。
<決勝ヒート1>
朝の練習からあんまり調子が良くない状況でしたが、調子が良いと暗示にかけ自分を騙しました。応援してくれている方から、15位に入れば高級焼肉に連れて行ってくれると連絡が来たので気合だけは入れ直しました。
スタートは悪くなくなかったのですが、すぐ近くで発生したクラッシュの影響で前に出ることができませんでした。
15分過ぎ頃、19位くらいを走っていましたが、自分のミスで転倒してしまいました。原因は体力と集中力が切れたことでした。その後、上位陣が転倒したので、もし自分が転倒しなければ、ポイント圏内に届いていた可能性が高かったことを後で知り、とても自分に憤り、悔しくなりました。
<決勝ヒート2>
最後まで諦めないと臨んだ決勝ヒート2。スタートでだいぶ失敗してしまい出遅れましたが、1コーナーを上手く抜けて23番手くらいで通過しました。しかし2周目、まさかの素人ウィリーをかましてしまい、制御不能になってコースアウト!
一瞬で青い空見えて何が起こったか、わからなかったです(笑)
その際に、コース脇にあった丸太に足首持っていかれて痛めてしまい、レースをリタイヤしました。熱くなって少し頭に血が上っていたのが原因だと思います。
終わり悪し、レースも楽しめず、悔しさだけが残る今大会となってしまいました。
<総括>
今年度戦った反省点から、とにかく3つのバランスが必要なのだと気づきました。
今シーズン前半は、トレーニングを重視しすぎてしまい、走行練習が少なくなっていました。その為、レース当日の気持ちが冷静でなく、結果に繋がりませんでした。シーズン途中でその点に気づいたので、もっとバイクに乗る練習を増やすべきだと思い、走行練習を増やしました。(一昨年怪我してレース勘を忘れていたことも原因です)
その結果、少しレース勘が戻り、気持ちができ始めたのですが、減らしたトレーニング分が不足してしまい、レース中に体力不足を感じることが増えてしまいした。
トレーニング、走行練習、そしてレース勘。この3つを常に高めた状態で来シーズン挑めば必ず結果になると信じています。
なので来年のスローガンはバランスです。
今シーズンはこのような結果になってしまいましたが、1年間、皆様からの沢山の応援、ありがとうございました! 来年再来年まで見据えてオフシーズンから反省点を活かせるよう取り組んでいきます。今後とも応援をよろしくお願いします。
■ IBクラス 原國翼 選手
予選A組:9位
決勝ヒート1:26位
決勝ヒート2:23位
<予選>
事前練習に来ることができなかったため、しっかりとコースウォークをし練習走行でジャンプの距離などを事前に確認しました。
散水された事を知らずにスタートしてしまい、予想外の濡れた路面にびびってしまい最初の2周を慎重に走ってしまいました。
3周目からペースをあげて9位までポジションをあげてゴールしました。
<決勝ヒート1>
スタートで出遅れてしまい、追い上げる展開になりました。
最初の3周で前のライダーに詰まってしまい、ベストタイムより毎周6秒遅いペースで走ってしまいました。
集団を抜き16位に上がり良いペースで走れて15位のライダーの後ろについた時に、自分のバイクの動きがおかしいと感じました。残り4周のタイミングでリアタイヤがパンクしてしまい、最終的に26位でゴールしました。
<決勝ヒート2>
スタート直後に転倒したライダーに引っかかり最後尾付近からレーススタートとなりました。
寒さで体が動かずなかなかペースが上げられませんでした。
2周目に26位で帰ってきて、最終的には23位でゴールしました。予想外の寒さに準備不足で情けない走りをしてしまいました。
<総括>
最終戦でしたが、準備不足を露呈する形となってしまい、悔しい結果に終わってしまいました。今年一年、応援とサポートをしてくださりありがとうございました。