第7戦 第59回 MFJ-GP モトクロス大会

SUGOモータースポーツランドで開催された第7戦 MFJ-GPモトクロス大会に出場してきました。

例によって金曜日に現地入りし、パドックを設営して準備します。天気は快晴。ですが、週中の雨が残っており、マディと言えるコンディションでした。

選手ののぼりを立てて気合を入れます。

準備が出来たら、コースの下見を行います。メンバー全員で下見することで、各人の攻略や渡辺学監督のアドバイスも参考に、各コーナーのライン取りなどを確認します。

土曜日、予選がスタートします。予選A組は、#7 堀越 秀鷹選手と#42 井上 永斗選手が出場します。 #42 井上 永斗選手は、ホームコースであり前戦ではポイント獲得していることもあって、よりよい成績を目指して気合十分です。

緊張のスタート。 #42 井上 永斗選手は、上手くスタートが決まりました。#7 堀越 秀鷹選手は若干出遅れる展開に。

#42 井上 永斗選手は、1周目を3位で通過。マディな展開なので思うように乗れていない雰囲気があるがこのまま走り切れるか。

スタートが出遅れた #7 堀越 秀鷹選手は、前走車の転倒に巻き込まれてエンストしてしまったこともあり15位と苦しい展開になりましたが、徐々にペースを上げていきます。

3周目には #7 堀越 秀鷹選手が追い上げて#42 井上 永斗選手の後ろに迫ります。この時点で #42 井上 永斗選手が5番手。 #7 堀越 秀鷹選手はマディが苦手ではないので、順調に追い上げていきます。

最終的に #7 堀越 秀鷹選手が4位、 #42 井上 永斗選手が6位でフィニッシュ。両名とも予選通過となりました。

続いて予選B組のスタートです。#41 藤川 昴選手が出場します。

スタートはそこそこで中盤あたりをキープ。このまま追い上げていきたいところ。

しかしフィニッシュ後のコーナーで前走車の転倒に巻き込まれて転倒してしまいます。復帰するも大きく順位を落として19位でフィニッシュ。マディコンディションだったこともあり前走車の急な転倒に対応できなかったのが悔やまれる展開となりました。

予選C組は#45 原國翼選手が出場します。

スタートはやや出遅れたものの、1コーナーの混戦を上手く切り抜けて8位くらいをキープ。しかしヨーロピアンセクションで転倒してしまい14位まで順位を落としてしまいます。その後すぐに一人抜いて1周目は13位で戻ってきました。ここから追い上げられるか。

マディコンディションで中々ペースが上げられず、中盤から中々前に抜け出せません。ベストタイムは組で5番手に付ける周回もあり、調子も悪くなかっただけに歯がゆい展開が続いてしまい、最終的に12位でフィニッシュ。予選通過は叶いませんでした。

決勝ヒート1。 #7 堀越 秀鷹選手はスタートが出遅れて15位くらい。徐々に追い上げて8番手くらいまで上がるものの、前走車をうまくパスできず10位くらいに下がってしまいます。

さらにラスト3周で前走車の転倒に巻き込まれて転倒。最終的に14位でフィニッシュ。ぎりぎりポイント獲得圏内となりました。しかし年間ランキングを競っているライバルたちが上位フィニッシュしたこともあり、窮地に立たされる形になってしまいました。

#42 井上 永斗選手は、スタートは良かったもののレース中盤でフロントブレーキのハンドルマウントが外れてしまい、ブレーキ無しの状態での走行となってしまいました。

この状態では追い上げることもままならず、20位でフィニッシュ。マシントラブルとは言え、残念な結果となってしまいました。

決勝ヒート2。#42 井上 永斗選手は1コーナーの混戦で転倒しかけて最後尾から追い上げる展開。 #7 堀越 秀鷹選手も気合が入りすぎたようで18位から追い上げる展開。

#42 井上 永斗選手は中々追い上げられず自分のペースが掴めないまま20位でフィニッシュ。今回のSUGOではノーポイントとなってしまいました。 マディな展開だったのが災いしたのか最後まで思うように走れなかったようです。

#7 堀越 秀鷹選手は徐々に追い上げるものの体力的に少しキツくなったようで前走車に手間取り11位でフィニッシュ。何とかポイント圏内でのフィニッシュとなりました。

#7 堀越 秀鷹選手は、今回でポイントランキング7位から11位に転落してしまい、IA昇格となる10位が際どい状況に追い込まれてしまいました。残りは最終戦の広島大会のみなので、次戦に向けてしっかり準備して欲しいですね。

#42 井上 永斗選手は、第4戦でポイント獲得していただけに、今回のSUGO大会は悔しい結果となりました。コンディションが悪かったこともありますが、今後の課題も見つかったようなので最終戦では少しでもポイント獲得できるよう頑張ってほしいところです。