全日本モトクロス選手権 第5戦 HSR九州大会

全日本モトクロス選手権の第5戦は、熊本県にあるHSR九州で行われました。

Twister Racingからは1名が参戦。IBクラス#19 原國翼選手が出場しました。

コースは、ドライコンディションとなりハイスピードレースが予想されました。

■ 出場選手
 IBクラス #19 原國翼選手

予選A組に#19 原國翼選手が出場しました。コースコンディションはすごく良く、ベストコンディションでした。開幕戦の時とはコースが変わってたので入念にコースをチェックし、勝負どころやベストラインを事前に確認します。

まずは予選がスタート。

スタートは出遅れて中盤より後ろになってしまい、1周目を17番手あたりで通過します。3周目に14位まで順位を上げたものの、4周目に1人に抜かれて予選通過ギリギリの15位にポジションダウン。残り3周を丁寧に走り、15位で予選通過となりました。

午後からは決勝ヒート1が行われました。

予選でうまくスピードをのせることが出来ず、コース幅も広く走ることが出来なかったので、昼休みに再度しっかりコースを下見。予選の順位が悪かったので、グリットは選べず残った外側に入ります。

スタートはすごく良かったものの、目の前でマルチクラッシュが起きてしまいます。それを避けたので、外側にコースアウトしてしまいました。そのあと復帰したものの、別の狭いコーナーで他者の転倒に巻き込まれ、ドミノ倒し状態になって転んでしまい、1周目は27位で通過します。

前半は周回を重ねるごとに1人ずつ抜く事ができたのですが、最初のロスが大きすぎてポイント獲得圏内までは追い上げきれず21位でフィニッシュ。

前半のトラブルが後半にまで響いてしまった結果となりました。攻めた走りが出来ていたので気を取り直して明日に備えます。

翌日、午前中に決勝ヒート2が行われました。

練習終了後、IA2クラスの朝の公式練習をしっかり見て、速いライダーがどのラインを選択してるかを確認し、しっかりコースを確認します。グリッドは昨日同様、残った外側に入りました。

スタートは反応良く出たものの、次のコーナーで内側のライダーたちに追い出される感じになり前に出られませんでした。1周目でなるべく順位を上げるべく攻めて走っていましたが、途中で転倒してしまい最後尾からのレースとなってしまいます。

なるべくスピードを殺さないラインを意識し、ベストだと思うラインを早めに決めて丁寧に走ります。ベストタイムに近いラップタイムで20分間走りましたが、コンディションが良かったこともあって回りのペースも速く、追い上げきれず19位でゴール。ポイント獲得とはなりませんでした。

今回は少し苦手なハイスピードコースでしたが、前回より攻略できていたように見えました。しかし両ヒートともに1周目の転倒が大きく響き、ポイント獲得圏内まで追い上げられませんでした。予選通過がギリギリだったので、良いスタートグリットを選ぶ事ができず、スタートで前に出られなかったことも一因でした。スタートの反応が良かっただけに惜しい結果となりました。

#19 原國翼選手のコメント
今回はいつも以上に、レース中にフォームやギャップのこなし方、アクセルの開け方など考えて乗る事ができていました。ですがラスト1周のボードを見逃してたりしてたので、視野が狭くなっていたのも確かでした。次戦は地元オフロードビレッジです。決勝で有利にレースを進められるよう予選から前を走り、入賞目指して頑張ります。

次戦は第6戦、関東大会 埼玉トヨペットCUPとなります。地元開催でホームコースと言える場所なので、しっかり準備し入賞を目指します。今後も応援をお願いいたします。